お待たせしました!視察旅行記part2はロンドンでの1日をお伝えします!
(昨晩ぐっすり寝た為?)この日は朝早くから目が覚め、早朝のロンドンを散歩することから1日がスタートしました。まずはホテル近くの駅の中を探索。
駅構内にあるおいしそうなベーカリーショップがあったので慣れない英語で早速コーヒーをgetしロンドンの朝の雰囲気を味わいます
ここパディントン駅は数多くの人が利用する、ロンドン北西部最大の駅で広々とした構内では雑貨屋やクッキー屋、カフェなど様々なお店が建ち並びます。ちょうどこの日には(いつも居るかもしれませんが・・)5,6人の民族衣装を着たストリートミュージシャン?がいて、生の演奏を聴くこともできロンドンの朝を十分に満喫することができました。
足早にホテルに戻り朝食を済ませて、いよいよロンドンの視察です。ロンドンのパティスリーや百貨店、レストランなど盛りだくさんの1日がスタートです!
まず初めに伺ったのは、イスラエル出身のオーナーが営む”Ottlange”。
品ぞろえは豊富で主に焼き菓子を中心にパンや惣菜なども数多く並んでいます。このように焼き菓子だけの品ぞろえになると、色も単調でなかなか見せ方など難しいのですが、ここ”Ottlange”では陳列棚の高さや並べ方を変えることで単調な色合いですが、すごくおいしそうにディスプレイしてあります。
先ほど朝食を食べたばかりですが、見ているだけで食欲がわいてきます!その内容も日本で見るようなものとはどこか変わっていて、日本のパティスリーでは商品にしそうにもない大きなメレンゲや食事系を主流としたデニッシュ、イギリスらしいカップケーキを思わせるようなレモンケーキなど・・・かわいらしく、ポップでおいしそうに感じさせる商品のラインナップには、とても感心させられました。
味の方も想像よりおいしくロンドンの印象が変わったお店でした。
”Ottlange”を後にして次に向かったのは、イギリス王室の公式住居で有名なバッキンガム宮殿。
貴族社会のイギリスを感じることのできるこの代表的な名所には、観光客が多く馬に乗った兵士や馬車優先となる道路あるなどイギリスの雰囲気が楽しめます。
その後もビックベン、ロンドンアイなどロンドン名所を回り観光を満喫しました。
ロンドン観光の後は世界的にも有名な百貨店”Harrods”に向かいました。Harrodsといえば、故ダイアナ妃が最後に付き合っていたアルファイド氏が以前所有していたということで有名な百貨店です。
ここHarrodsでも日本のものが多く置いてあり、その中でも寿司や和牛はとびぬけて高級品で、日本ではありえない価格がそこにはありました。特に”和牛”は信じられない価格で並んでいました・・・和牛が高いのかHarrodsが高いのか・・・とにかく高くてビックリです。
Harrodsを後にして次は本場のアフタヌーンティーを食べに行きます!
王室御用達の”The Goring Hotel”は、2013年ロンドンにおける『トップ ロンドン アフタヌーンティー賞』を受賞したこともある有名なホテルで、100年も続く格式高いホテルです。
そんな歴史ある雰囲気の中、多少場違い感を感じながら入店し、目的のアフタヌーンティーを早速注文します。
3段に積重ねられた定番のワゴンが運ばれ、いよいよスタートです!!高級な雰囲気の中ゆっくりと優雅な時間が過ぎていきます。ワゴン全体を食べていて感じたのは全体的に甘さがあまりない事。これが意図的かどうか分からないですが沢山の種類があるので丁度良く美味しく頂けました。
その中でもスコーンはとてもおいしく、自分のイメージのものと違っていました。クロテッドクリーム、コンフィチュールともよく合いとても満足な時間が過ごせました。
次は『キッチンの錬金術師』の異名を持つヘストン・ブルメンタールへ。昨晩お世話になった”dinings”のChibaシェフと合流しロンドン最後のディナーです。
前菜、メイン、デザートの3皿のみでしたが内容も斬新で、フォアグラをみかんのゼリーで覆い、形まで”みかん”に見立てた料理は、見た目から楽しめ、食べたときの意外性もあった印象的な一品でした。
デザートも終え、このまま終了かと思っていたら・・・女性スタッフが何やらこちらの方にワゴンを運んできました。説明を聞くと今から目の前でパフォーマンスをしながら、出来立てのデザートを作るそうです。
そこに登場したのはなんと! カタシマが”創業祭”で出している”液体窒素”を使った、できたてのアイスクリーム。3つ星のレストランと同じことをやっているのが分かり、チョット嬉しくなりました。
今回の視察で”ロンドンは美味しいものがない”と昔からよく言われますが、この言葉自体が昔のことで、今はもう変わってきていると感じた2日間でした。
常に新しいものを取り入れる近代的なロンドンはパワフルで魅力のある街で、また是非来たいと思いました。