2012.07.15

2012 パティシエ研修旅行記 in Tokyo 【4班後編】

お待たせいたしました。4班の研修旅行レポート後編をお届けします。

カタシマNEWS

4件目のロートンヌ秋津本店からのレポートです。
今回の7つの班に分かれたカタシマ視察研修チームの中では、一番首都圏から離れた場所に行きました。

《 ロートンヌ秋津本店 》
秋津駅から徒歩で約3分・・・見えてきました。外観はモダンな造りの建物、大きな曲面ガラス外側からも店内が良く見えて素敵なお店です。

早速、お店に入ると・・・元気な『いらっしゃいませー!』の声が店内に響きわたりました。厨房スタッフも販売スタッフも噂通りの元気なお店で物凄く活気があります。


ショーケースのケーキを見入る私達、種類が多くて、どれにしようか悩みました。

『ケーキ陳列の定番、1トレーに1種類ではなく商品の後ろにもう一種類、更にもう一種類とケーキ並べてあったのには少し驚きました。』牧


出来立ての(フィユテ オー フリュイ)というフルーツのパイがショーケースの上で販売してありました、色とりどりで私たちの気持ちを一番くすぐりました。こちらは迷わず購入しましたよ。


アントルメはお洒落なショコラの細工や大胆に金箔を飾った物など記念日をお祝いするには印象に残るよう なデザインの物が一際輝いて並んでいました。


奥へ進むとコの字型の販売スペースがあり。焼き菓子が丁寧にずらりと並び商品アイテムの多さにも驚かされます。ネーミングも駄洒落風な物も多くオーナーさんやスタッフの遊び心をそのまま活かされていて、どれも魅力がありました。


『私は焼き菓子を少し買ったのですが、どんなに小さい買い物でも、レジをまわって商品を渡して下さってとても丁寧で気持ちのいい接客でした。』田中

『忙しい中で元気の良い接客も魅力だったのですが、あるお客さんが選ばれたケーキを購入される際、「お酒が入っているけど大丈夫ですか?」と丁寧な接客もされていたのですごいと思いました。』坂本

こちらのお店では、なんと!? 会計さんが知らない間に他のメンバーは自分専用のお土産を買っていました。そういえば物凄い時間が過ぎていたような・・・・と、時間を忘れるくらい見て廻るものが多かったのです。とても素敵で魅力のあるお店でした。


メンバーの手荷物が一杯になったところで、また電車に揺られて次のお店へと向かいます。

5件目は銀座へ!
《 ミラヴィル・インパクト銀座マロニエゲート 》
今回の視察先の中でこちらのお店は前もってお席の予約をしていました。確実に行きたいお店だったようです。ねっ! テンションの高かった加藤君!

ここで加藤君の事前情報! 
【フレンチの料理人が展開するデザートレストラン。季節によって変わるデザートコースがお店のお薦め。また春大根など季節のお野菜を使ったオリジナリティあふれるデザートも有名です。今回は旬の素材を使った3種類のデザートが出てくるシェフお勧めの「ミラヴィルコース」や、野菜を使った3皿のアシェットデセール「インパクトコース」などが食べることが出来ればと思っています。】と研修前からしっかりチェックして予約して万全の態勢と心構えで挑みます!? 入り口横には・・・さすがはフランス料理人のデザートレストランです。ワインセラーがあり沢山のワインが並んでいました。


お席まで案内してもらった後、スタッフの方の丁寧な説明を伺いメニューとにらめっこ。今回は残念な事に滞在時間に余裕がなく、1人1品で飲み物付きのデザートセットを注文となりました。加藤君の念願を叶えるべく『春大根を使ったデセール』はしっかり注文しましたよ。

こちらのお店でも店内の撮影を快く承諾していただき更には、『うちのスタッフはお客様に見られているほうが楽しく仕事が出来るので、近くで撮影していただいてもいいですよ』と素敵な一言をいただき4班カメラマン(加藤君)はひたすらパティシェールのデザート製作の手元を撮影していました。


店内は独創的な空間が広がり、高級なフランス料理店のような雰囲気にみんな座っているだけでドキドキだったのですが、テーブルに1皿ずつ運ばれてきたとたんに、わいわいと写真撮影や、シェアしながら意見交換を交わし美味しくいただきました。


お皿のデザートは、さすがレストランならではの繊細な盛り付け方でした!! メンバー全員が斬新なメニュー発想に感心して見ることもですが、食材の組み合わせを楽しむ事と食べる事にも夢中になっていました。
『デザートは旬のフルーツを使った物が多く、中には大根を使った物など少し変わった物もありました。色合いや、デザインがとてもきれいで食べるのがもったいないくらいでした。』 福嶋


6種類のデザートを満喫した私たちはお店を後にしようとした時、スタッフの方々にお見送りしていただきました。その時『写真をお撮りしましょうか』と声をかけてもらいました。なかなか恥ずかしくて言ってもらえない一言だったので、とても嬉しかったです。スタッフの皆さん本当にありがとうございました。


今回のベストショット!!

さあ、残り時間が少なくなり急ぎ足で最後のお店《アンリ・シャルパンティエ銀座本店》へ向かいます。
《 アンリ・シャルパンティエ銀座本店 》


まず、入り口にて撮影!

空間と空間がつながったような迷路みたいな店内は違う世界に迷い込んだ感覚になりました。


満席だったようで、売場のフロアで待つことに、美術館や宝石店のように静かな店内は不思議なくらい落ち着いた雰囲気でした。声をかけていただくまで時間が止まっていたようにも感じるくらいに・・・不思議の国イメージですかね?すごかったです。


地下へと降り、お城の中にある一室のような席まで案内をしてもらいました。

最初に確認をしたのですが、今回の目的の中のアフタヌーティーセットは残念ながら本日分は完売していて出会うことが出来ませんでした。が、こちらのお店の原点とも言える(クレープ・シュゼット)は絶対に食べようと全員一致で注文しましたよ。

《 クレープ・シュゼット 》

『私が今回の研修で行きたいとリストアップしたのがこちらのお店でした。有名な『クレープ・シュゼット』を目の前で仕上げてくれて感動!かっこよかった。お味もほうもオレンジの風味が活かされていて、とっても美味しかったです。』 福嶋


左が《クレープ・シュゼット》右は《ベイクドアラスカ》両方、目の前で仕上げてもらっているところです。炎が上がった瞬間には一同、歓喜の声で盛り上がりました。ワゴンサービスの実演は最高でしたね。


1皿1皿が工夫を凝らしたものばかりで、冷たい・常温・温かい3種類の温度差をお口で楽しむことの出来るものや、盛り付けされた器の違いに加え、煙の演出など出来立てデザートのオンパレードにはメンバーは驚きと感動を隠せない様子でした。

『デザートはすべて美味しく、目の前でのフランベなどの演出も楽しむことができました。お店の雰囲気だけでも贅沢な時間を味わえるお店でした。』 加藤

最後の視察先をあとにして、集合場所のホテルへ時間ギリギリで間に合いました。


視察先でしっかり食べた私達ですが、夕食のバイキングでもしっかり美味しくお料理をいただきました。バイキングを堪能して帰る前のメンバーです。2回に渡り少し長めのレポートになりましたが最後まで読んでいただき ありがとうございました。

まとめ・・・今回の視察研修旅行はメンバーの協力もあり貴重な体験(視察研修)ができたと思います。自分たちが普段とは逆の立場になりお客様側として立って見ることで、店員さんのお客様への心配りや対応など提供する側(製菓製造・販売)の意識を見ること感じることができてとても参考になりました。普段の仕事の中でこの研修で経験した事を活かしていけるように!とメンバー全員が同じ気持ちでこれからも取り組んでいきます。

今回の視察先でお世話になったお店の皆様へ
写真撮影を快く承諾してくれたことも大きなポイントだったと思います。寛大な気持ちで受け入れてくれていたからこそ、私たちは楽しい視察が出来たのだと実感しています。本当にありがとうございました。

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