4軒目のお店は、パティシエの仕事に携わる人なら誰でも知っている自由が丘の超有名店、辻口シェフのモンサンクレールです。
一体このお店に、何千人、何万人のパティシエ達が足を運んだのでしょう!?
自分もそのパティシエ達の一員になれて、少しうれしい気分です。
辻口シェフは国内で、多数のお店や事業を展開されていますが、やはり一番最初の店であるモンサンクレールがケーキ屋さんとしての原点であると感じました。
店内には、生ケーキ、焼き菓子、パン、ショコラなど常時150種類を超えるアイテムがあります。その一つ一つ商品に、辻口シェフのこだわりと、丁寧で繊細な仕事ぶりを感じ取ることができました。
5軒目のお店は、連日暑い日々が続いて夏バテ気味のみなさんにピッタリのお店。
アントルメ・グラッセ(アイスケーキ)、生グラス(生アイス)専門店のグラッシェルは、まだオープンして1年ですが、メディアなどにもよく取り上げられている、今注目のお店です。
アントルメグラッセは、普通の生ケーキでは表現できないようなデザインや味、食感などを楽しめるお菓子です。しかも、わざわざ東京に買いに行かなくてもオンラインショップで全国に発送できるので、すごく便利です。
1Fでは、アイスクリームはもちろんですが、ギフトやプティ・ガトーも揃っており、アイスクリーム以外のお菓子も充実しています。
2Fのカフェでは、限定20食のランチコース、デザートではアントルメ・グラッセやパフェなどのグラッシェル自慢のスイーツを味わうことができます。
暑い日に冷たくておいしいアイスクリームを食べることって、めちゃめちゃ幸せなことだと改めて感じました。
いよいよ最後のお店。足を引きずりながら辿り着いたお店は、アシェット・デセール専門店、銀座ぶどうの木。
自分達が普段行くようなカフェや喫茶店とは違い、高級感溢れるグラン・メゾンのような雰囲気のお店。そのせいか、若手達は少し緊張気味です。アシェット・デセールの魅力と言えば、やはりアラミニュット(出来たて)を味わうことできることです。 さらにこのお店では、フランベなどの素晴らしいサービスも体験できるので、とても特別な気分になります。
今回の視察研修を締めくくるには、最高のお店でした。
帰りの新幹線でもまだまだ食べます。お弁当だけではなく、テイクアウトしたケーキもパクリ。
こうやってみんなで食べるのもなかなかないので、貴重な体験でした。今回は例年より短い時間でしたが、東京の最前線で活躍されている様々なコンセプトのお店を視察できて、とても充実した視察研修のすることができました。こういった経験を少しでも日々の仕事に生かせるように努力してきたいと思います。