わたしたち6班は、ベテランのチーフパティシエからまだまだ駆け出しのパティシエまで幅広い人たちで構成された班です!
工場に新たに配属されたメンバーも加え、この研修の中で親睦を深めることはできるのでしょうか・・・。
さて、出発の時刻がせまってきました。順路を確認して出発です!
まず一件目、最初に訪れたのがコメダ・・・いえ、違いました。
コメダ珈琲店 金シャチ珈琲店
写真をご覧になってお分かりいただけるように、とってもそっくりですが、ここは、金シャチ珈琲店という全く別のお店なのです。
コメダ珈琲店を愛してやまない店主が、建物の造りからメニューまでリスペクトしてつくった、全国でここ、名古屋に一店舗のみある、かなりレアなお店です。
“まね”をすると批判されてしまうのが当たり前の世の中ですが、ここは本家よりも評判が良いようです。
お店はおしゃれすぎない雰囲気でおじさんがひとりで入って新聞を読みながらコーヒーを飲めるような感じで新聞のラインナップもとても充実していました。
名古屋といえばモーニング。メニューを開くと、大きな文字でドリンクに、無料で、トーストやゆで卵、ご飯などがついてくるとかかれていました。
朝食をとることは体にいいこと。これだけ気軽に食べられるなら、名古屋の人たちはとっても健康でいられそうだなあと思いました。(森脇)
満足感とお得感。だまされているのかもしれませんが、そう感じさせてくれる内容やメニューに驚きを感じ、次もまた来てみたいと素直に思えた。(足立)
次に訪れたのがCAFÉSabuHiroです。
ここは珈琲と創作スイーツの専門店で、”おいしい”と”あんしん”を提供するためにあえてショーケースを置かず、また添加物不使用で乳酸菌を使うなど美と健康にこだわった、できたてのスイーツが人気のお店です。
テラス席を横目に、奥に広いゆったりとした店内。女性が好みそうな、落ち着いていてお洒落な雰囲気で、ジャズが流れスタイリッシュな空間を作っていました。
メニューを開くと、まず、最初に「注文は受けてから」などお店のこだわりが目に入ってきます。できたてスイーツに年中食べられるかき氷、コーヒーも、さすが、専門店を名乗るだけのことはあるくらいさまざまな選択肢がありました。
メニューに載っていないものに関しては、iPadを使うなどして移り変わるデザートや季節商品など変更が容易に出来るように工夫がされていました。
たくさんのこだわりのあるサブヒロで、一番の注目がかき氷。
それも生姜のかき氷です。
生姜のかき氷 レモンのかき氷
すっとぬける生姜の香り、なめらかすぎる氷の食感、シロップの甘み、本当に美味しくてスプーンがとまらない。(東)
私の中の生姜は、脇役から主役へがらりとイメチェンしてしまいました。(糸井)
近年、有名なパティスリーでもかき氷を取り扱うお店が増えてきたように感じます。KATASHIMAでも但馬天然水を使用し、こだわりのソースを手作りしています。かき氷はどんなにこだわっても大きな違いがでるようなものではないイメージですが、やはりかき氷にしても、美味しくなるための要素があるとリアルに体感することができました。
前半でご紹介する店舗もラストになりました。
三店舗目に訪れたのがパティスリーヴィヴィエンヌです。
店前にはフランスの国旗が掲げてあり、本格的なフランス菓子を作るお店としてのこだわりを表わしているようでした。
その国旗に導かれ、店内へ。
生菓子焼菓子どちらも種類が多く、見ているのがとても楽しいお店でした。
リゾットのように、お米を牛乳で煮込んだリオレというケーキがあり、ゲレンデの塩が添付されてお好みでかけるようになっています。フランスなど外国のものは珍しくて面白く、ネタの宝庫だと思います。 (楠)
フランスでは一般的なお菓子ですが「デキゼ」というアーモンドのペーストに、さまざまなドライフルーツやナッツを入れたお菓子も数種類あり、珍しく、目を惹かれました。
また、ババ・オ・ラムというケーキにはスポイトが刺さっており、好みでお酒の量を調節できるようになっていて、見た目にインパクトがあります。
個性的な商品が多く、またそれらが売れるということに驚き。一般のお客さんがこのセンスについてきていることはすごい。(加藤)
デコレーションケーキも種類が豊富にあり、飾りには生のフルーツとともにドライフルーツのチップスがそのまま飾られていてこちらも印象に残っています。
今後の商品開発でヒントになりそうなものにたくさん出会えた良い研修先でした。
後半へ続く・・・。