◇ボルドー2日目~前編~◇
海外研修旅行記第4回目からは、今回の研修旅行に急遽同行が決まりました、リビエールスタッフ”M”が担当します。
ボルドー2日目は今回の旅行最大の目玉「シャトー巡り」です!
ボルドーに入ってからお世話になっている、Trente Troisの佐納さん、川添さんがこの日一日すべてアレンジしてくれました。お陰でとても充実した研修日になりました。
※盛りだくさんなので、ボルドーの一日を前編・後編にわけてアップします。
朝、集合時間まで時間があったので、ひとり街に出てカフェで朝食をとりました。カフェ・クレームとクロワッサン。地元の人たちに混ざりながらの朝食はなんだか気持ちがよかったです。そしてこのクロワッサンがとても美味しかった!(ここのクロワッサンは美味しいと有名だ、と後で川添さんが教えてくれました。)
佐納さんが手配してくれたタクシーでまずはサンテミリオンのプルミエ・グラン・クリュ・クラッセの「Ch. Clos Fourtet(クロ・フルテ)」へ向かいました。
市街地を離れるとすぐに葡萄畑が広がります。さすがボルドーですね。1時間ほどで目的地に到着しました。
サンテミリオン村のすぐそばにあるシャトーです。
到着後、さっそく畑や醸造所内、地下カーヴを案内していただきました。
地下のカーヴは石灰石の元石切り場だったので、壁には石を削ったあとや、運ぶためのレールなども残っていました。歴史を感じますね。湿度はなんと95%、気温は年間通して10℃~15℃だそうで、お肌もしっとり、いい感じでした。(笑)
私たちが訪れたのがちょうどボルドーのプリムールと重なっていたので、テイスティングスペースも充実していて、丁寧な説明を受けながら、5種類のワインをテイスティングしました。
テイスティングとか言いながら、本部のT課長は注がれたワインは全て胃の中に入れてましたが・・・。(まだ午前中ですよ) 私はちゃんと、テイスティングしたあとは「スピトゥーン」という、口にふくんだワインを吐き出す為の容器に出しました。(全部飲んでたら、この日一日持ちませんから・・・笑)
Ch. Clos Fourtet を後にし、歩いてサンテミリオン村へと向かいました。
ご存知の方も多いと思いますが、サンテミリオンは「石畳の坂」が多く、特に下りはソロソロと歩かないと滑りそうでした。でも、とてもかわいらしくて、素敵な町でした。
ワインショップの多さは言うまでもありませんね。一つ一つ見てるとキリがない!あるワインショップの店先で見つけた葡萄の木の苗。こっそり買って帰ろうかどうしようか、迷いに迷いました・・・(買ってません。安全に無事に日本に帰りたかったので!)
と、サンテミリオンの坂と、街並みを楽しみながら向かった先は、次の目的地「マカロン・サンテミリオン」のお店「マダム・ブランシェ」。ここは1620年のレシピを元に作られている、昔ながらの素朴なマカロンで有名なお店です。
有名店とはいえ、小さな店舗で、マカロン・サンテミリオンのほかにも素朴なお菓子が所狭しと並んでいました。ここでは、中の工房まで入ることができ、マカロンを作っているところを見学させてもらいました。
大人が6人も入れば、ギュゥギュゥのお店です。
ショーケースにはカヌレやクグロフなども。
2種類のアーモンドを使います。
手作業で皮をむいていきます。
次々と焼きあがります。
焼きたてのマカロン・サンテミリオンをいただきました。焼きっぱなしのシンプルなマカロンですが、アーモンドの香りが口いっぱいに広がり、とても美味しかったです。甘さも控えめですし、私たちがよく目にする「マカロン・パリジャン」とは全く違うものでした。
1620年のレシピを再現している・・・・ってすごいですね。
日本はその頃は・・・江戸時代前期ですか。歴史深すぎます!
さてさて、次はランチタイム♫
マンガ「神の雫」でも登場した、サンテミリオンで有名なお店「ランヴェール・デュ・デコー」です。
席数もわりとありましたが、あっと言う間に満席になっていました。わたしは鴨のコンフィを注文。押さえる所はは押さえてます。(笑) メインのみの注文でしたが、やっぱりここサンテミリオンでもボリュームがすごいので、お腹いっぱい・・・! ヨーロッパの人たちって、すごいですね。こんなのをペロッと食べちゃうんですよね。
食後のカフェには、先ほど訪れた、マダム・ブランシェのカヌレと、マカロン・サンテミリオンもついていました。 ちょっとしたことですが、嬉しいですよね^^ 得した気分です。
と、ここまでがボルドーの前半です。次回はポムロールへ移動して次のシャトー「Ch.Clinet」へ。
最後はボルドー市内に戻ってディナーです。
後半も盛りだくさんなので、お楽しみに~♫
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