2010.07.10

London・Paris・Lyon (2010/5/31~6/7)

シェフのヨーロッパ紀行~4日目~

カタシマNEWS

6月3日(木)
この日は朝から本格的に動き回りました。 と、ここでレンタル自転車の登場です。

2007年パリに導入されたシステムで、パリ市内1400箇所にある専用ポートでのレンタル、返却が自由に出来るんです! メトロやタクシーなんかよりずっと便利。 路地なんかにもスイスイ入れちやうので色んなお店を見てまわることができました。

また、自転車専用のレーンが道路脇にあるのでとても走りやすいんです。

さて、早速自転車に乗って、サンジェルマン・デプレ界隈を散策。 まずは老舗カフェ「カフェ・ド・マーゴ」で朝食のクロックムッシュとカフェクレーム(カフェオレ)で腹ごしらえです。 ギャルソンも品があってカッコいい!

その近くにマカロンの有名店「ラデュレ」がありました。品揃えすごいです。
好みの個数の箱を選んで、そこに好きなマカロンを詰めてもらいます。

どれにしようか・・・・う~ん、悩みました。ついでに、モンブランとサントノーレも購入。なんと、一つずつ箱に入れてくれました。 さすが、高級店。
そして、すぐ近くには「パスカル・カフェ」があり、ここでは美味しそうなチョコレート、色とりどりのエクレアを買いました。

ところで、今回パリで見たケーキの中でエクレアがとても印象に残っているんです。 バニラ、ココナッツ、パッション、塩キャラメル、木苺などバリエーションも豊富でした。 見た目も、味わいもどこも違い、個性的でしたよ。カタシマでもエクレアのフェアーやりたいですね!

次に自転車で移動して「ジェラール・ミュロ」へ。

ここは惣菜も豊富で、パンやケーキもある便利なショップです。 キッシュやパテの種類だけでもかなりあります。 例えばキッシュなら、定番のロレーヌや、サーモン&ほうれん草、キノコ、ソーセージや色んな野菜のキッシュなど・・・どれも美味しそう。 地元の人たちも昼ごはんを買いにたくさん来てましたよ。
昼食に近くにある「ル・コントワール」に行ったのですが、すでに満席でした。

残念・・・・
場所を少し移動し、今パリで一番話題のパティスリー「レーヴ」に行きました。

見てください、このユニークな店内。これ、実はショーケースなんです。 オーダーすると中から持ってきてもらえます。

インパクトが強い店内とは違い、ケーキ自体はとてもクラシックで味もGOOD。 ケーキがずれないようにピンクのピックで固定してるのがおもしろいですね。 この女性は日本の博多に1年すんでいたらしく、日本語がとてもお上手でした。それにしても、おもしろくて新しいスタイルのショップです。

ショコラティエの「シャルルロッシュ」にも行きました。

暑いシーズンでもチョコレートは大人気です。 日本とは違い、一年中チョコレートはよく売れるみたいですよ。 生活に欠かせない食べ物の一つなんでしょうね。
見事なチョコレート細工です。

ランチを食べそびれたので、ホテル近くのアルザスの地方菓子や惣菜を売っている「ラ・シゴーニュ・サンラザール」で昼食をゲットしました。

「鴨と豚肉、フォアグラのアンクルート」、「ソーセージやコルニッションのマリネ」、「豚のモモ肉のハム」などなど、伝統的で美味しい料理ばかり。 こんな料理がフランスらしくて大好きです。
アルザスの料理やお菓子は地味で華やかさはないですが、実に味わい深く美味しいものばかりなんですよ。
地味で素朴なものこそ長く愛される・・・納得です。

おなじみ、「フォーション」にも行ってきました。

ディスプレーや色使いにはいつも感心します。
ここでもエクレア発見。モナリザの目をデザインしているようです。ん~オモシロイ!

ヨーロッパ最大級のワインショップ「ラヴィニア」にも行きました。 店内はとにかく広いです。

どんなワインがあるのかなぁ~と見ていると、リビエールでも扱っている造り手のワインも非常に多かったです。 やっぱりうちのワインリスト、外してないですよ。 ちょっと自身がつきました。 絶対リビエールのワインリストと価格はかなり良い感じです!
ここではお目当てのワインがなかったので、ムートンを少々テイスティングしました。 ワインの小物も充実しています。ここではブルゴーニュ地方の地図もゲット。

なにやらラヴィニアの向かいが賑やかです。 何かと思えば、「メゾン・デュ・ショコラ」の新作発表パーティーをやっていました。

テレビ局のカメラも来たりして、すごい人です。 こんな催しもおもしろいですね~。
カタシマでもこんなイベントありですね。おもしろそう! 皆さん、どう思いますか?

さて、ディナーはビストロ「シェ・ラミ・ジャン」に行ってきました。

地味な外観ですが、中身はとってもパワフル!めちゃくちゃ込み合ってて大変なことになってました。メニューも豊富で迷います。

頼んだのは、アラカルトで「パテ・ド・カンパーニュ」、「ジロール茸のソテー」、「バスク豚のハム」などなど。
ここのスタイルはバスク料理なので、骨太な料理ばかりです。 パテなんかテリーヌ型ごと出てきて、お好きなだけどうぞ・・・という感じ。 これがまたかなり美味しい。

メインは「ブルターニュオマールのココット」、「乳飲み仔羊のロースト」、「ティルボのブレゼ」、「鳩のココット焼き」を食べました。 どれもかなりのインパクトでした。 オマール海老は調理前にテーブルに見せに来てくれたのですが、1kg弱の大物でした。 そのときの周りのテーブルの視線もすごかったです。 キッチンスタッフの手際も良く、狭い調理場からどんどん料理が仕上がってきます。

シェフも時々こちらに向かってリアクションしてくれました。 気合が入ってます。

デザートは軽めのものをチョイスしましたが、最後までほんとうに美味しかったです。 かなりオススメのビストロですよ。

帰り、外に出るとお待ちのお客様が溢れていました。 こんなにパワフルなビストロ初めてでしたね~。 また行きたいです。 お腹いっぱい食べたので、帰りはセーヌの夜景を見ながら歩いて帰りました。

朝から本格的に動いたと言うこともあり、この日はとても内容の濃い一日だったように思います。

翌日はパリから少し離れ、食の都リヨンでの視察です。
どうぞお楽しみに!

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