2010.07.15

London・Paris・Lyon (2010/5/31~6/7)

シェフのヨーロッパ紀行~5日目~

カタシマNEWS

長らくお待たせしました。5日目です。

6月4日(金)
5日目はパリから足を延ばしてリヨンへ行きました。 パリからTGV(日本で言う新幹線のような超特急)で2時間半の旅。

リヨンは日本の大阪のような「食の都」です。日帰りのグルメ旅行ですね^^  ミシュランの星付きレストランも非常に多く(今回、星付きのレストランには行ってませんが・・・)、「ポールボキューズ」や「トロワグロ」、「ジョルジュブラン」、「ピラミッド」など、フランス料理に詳しい人ならよくご存知の有名なレストランがある憧れの町です。

さて、パリを出発し、一気に農村地帯へと景色が移り変わりました。

さすが農業大国(食料の自給率80%以上)のフランスだなぁと改めて感じました。 そしてTGVはワインの美味しいブルゴーニュ地方を通過し、リヨンに到着しました。

 


駅はとても賑わってました。
リヨンについてさっそく、駅近くの「リヨン中央市場」へ。

通称「ポールボキューズ市場」。 リヨン市に多大な貢献をした料理人ポールボキューズの名が付けられいます。 まだ新しく、とてもお洒落で清潔感がありました。 中に入ると約60くらいの様々な店舗が軒を連ねています。 肉、魚、チーズ、惣菜、スパイス、お菓子、ワインなどの専門店ばかり。


もちろん、食事をしたり、お茶をしたりするお店もあり、かなり楽しめそう!が、ここでの時間はほどほどにして・・・。 山の方向にある、旧市街地へ向けて出発。というところでまた自転車発見!これ、やっぱり便利です♪ パリよりものんびりと自転車に乗り楽しめます。

 


見てください、この見事な景色。 街全体が世界遺産です。


赤いレンガの建物と青い空のコントラストが綺麗ですね。


自転車を押しながら坂道をなんとか登りきり、教会のところのカフェで一休み。


そして、引き続き自転車で一気に町まで下り、「リシャール」に到着。

とても綺麗な店内には、宝石のようなケーキがいっぱい。


ケーキの断面図の説明や、ケーキにかけるソースがチョコレートの器に入ってたりして、面白いですね。

次に、ショコラティエ「ベルナッション」へ。 規模もかなり大きく、チョコレートのほかにも惣菜やケーキ、パンなど何でもありました。

商品は華やかではありませんが、素朴なケーキや惣菜がショーケースに並んでいます。

他にも数件お店を回りました。

そして、ディナーは「ベルナッション」で働いていた日本人スタッフの方に勧めていただいた、リヨン名物の「ブション(リヨンの郷土料理を扱う食堂)」へいきました。

あいにく予約で席は埋まってて一度は断られたのですが、事情を説明し、時間も早かったこともあり、予約のお客様がくるまでの1時間ちょっとならOK、ということで入れてもらいました。 ラッキーです。
「クネル」や「リヨン風サラダ」などの郷土料理を注文し、このあたりの地酒のワイン(コート・デュ・ローヌ地方)を飲みました。 同じ地方の食材とワイン。 相性抜群です!


今、日本ではなかなか食べることのできないクラッシックな料理の数々はタイムスリップしたような感じで楽しめました。 オランデーズソースやマスタードのクリームソース、ナンチュアソースなど、フランス料理の基本のソースを味わうことが出来ました。 でもちょっと胃にもたれますね・・・・現代人には確かに少し抵抗があるかも。
食後は、リヨンの駅まで少し歩きました。 この明るさで夜の9時過ぎです。

とにかくこの季節のヨーロッパは日が長い。11時近くならないと暗くならないので、どこのカフェも夜遅くまで賑わってるようです。 次の日の仕事とか大丈夫なのかな?

と、いうふうにパリとはまた違った町を楽しみ、最終の電車でリヨンを後にしました。

BACK TOP INDEX
KATASHIMA ONLINE SHOP カタシマ オンラインショップ

カタシマ&ラ・リビエールの商品を
オンラインショップで
ご購入いただけます。

VIEW MORE