さて第6回目のレポートは、リビエールの吉山がお伝えします。
ボルドーよりT・G・Vでパリはモンパルナス駅に到着です。
イギリス、フランスはボルドー、そしてパリ、何故だか自分には一番空気が合いそうな街です。駅からホテルまで重い荷物を引きながら街を散策してます。
そして、ブーランジェのシゴーニュ目指して歩きます・・・???
なんとショッキングな・・本日店休日?お店が閉まってます、切り返しの早い我々は
素直にホテルに向かいチェックイン、早速、再び散策に出かけましょう。
先ずは、お腹が空いたのでめざとい店を探していると、そこになんともきれいなお店が・・
●フォワグラと鴨胸肉の生ハム●サーモンクリュの盛合わせ●シャルキュトリーのショウケース
日本でもお馴染みのFAUCHONですね
店内はブラッスリー、デリカ、ブーランジェ、シャルキュトリー、カフェとなんとも凄い人だかりです。ここでランチです。カウンターでワインを少々飲みながら、サーモンのブーシュをつまんでは、鴨のフォワグラ詰めの生ハム、等など小腹を満たして散策再開
道向かいに再びFAUCHONです。こちらは、お菓子や、紅茶、おみやげを意識した商品が並びます。
フォション別館の店内
次なるお店メゾンド・ラ・トリュフ(トリュフ専門店)扉を開けるとなんとも言えないトリュフの薫りが素晴らい!
●トリュフ屋さん店内(強烈なトリュフの薫り) ●チョコラティエ<パトリック・ロジャー>
ちょうど冬トリュフなので香りは強烈です、ショーケースの奥はカフェレストランになっていて、色々なトリュフ料理が楽しめます。残念ながら夜の食事の為にお腹を開けて置かなければなりません、何故なら・・・それは後ほどご納得いただけます。
その後、我々はマスタード専門店、ショコラティエ、パティスリー、スパイス専門店、道具屋(大阪の道具屋筋みたいな感じ)を周り、ホテルに戻りドレスアップしましょう!さー!メインイベントの2星レストランです。鴨の料理で有名なあのトゥール・ダルジャンです。
全ての、料理をご覧いただきましょう。これが、王道と云えるでしょう。
因みに1番目の写真は、<デグパージュ>と言いまして、お客様の前で丸ごと焼き上げた肉や魚を解体と言うか食べやすく切り分けるパフォーマンスですね。このお店では鴨をどんどん切り分けてお皿に盛り付け各テーブルに運ばれていきます、最後の写真はこの鴨のガラを詰め込み美味しい出汁を絞りだす機械です。ここから絞った出しを最後のソースの仕上に入れちゃうんです!するとソースに鴨の香りと素晴しいコクが現れます、正に素材全てを食べると言うフランス料理の真骨頂です。語らずとも伝わるクラシカルなこの気迫伝わりますでしょうか?あくまでも伝統を守り、フランス料理の王道を突き進む気迫、スタッフ全員一丸となってかつての3星を取り戻そうと、奮闘しています。かと言ってお客様たちは食事を楽しんでいます。この空気に物凄い感動を覚えました。素晴らしい、正にBRAVOです。
とても良い気分でお店をあとに一旦ホテルへ、そして夜のパリへ・・・ どこに向かったかは、ヒミツです・・・
それでは、次回パリ視察最終日第7回を楽しみにしていて下さいね。
Au revoir encore convenons.
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